『黒猫ろんと暮らしたら』は、飼い主のAKRさんと黒猫「ろん」との日常を描いたコミックエッセイです。
「黒猫は不吉」というイメージを持っている人もいると思います。
しかし、この本を読んだあとは、黒猫に対するイメージが変わっていることでしょう。
そこで今回は、『黒猫ろんと暮らしたら』の「ろん」の魅力と、見どころを紹介します。
『黒猫ろんと暮らしたら』ろんの魅力を紹介
「ろん」は『黒猫ろんと暮らしたら』に登場する黒猫です。
ろんの動作や仕草を見ているだけで、胸がキュンとなり心が癒やされます。
ろんの魅力はこの3つ。
- 人懐っこくて甘えん坊
- 飼い主に優しい
- 抜けているところもあるけれど賢い
エピソードを交えながら詳しく見ていくよ
人懐っこくて甘えん坊
ろんは元のら猫ですが、とても人懐っこい黒猫です。
AKRさんと動物病院で会ったときも、初対面なのにおとなしく抱かれていました。
初日から膝の上に乗ってきたり、布団の中に入ってきたり…
後日AKRさんの実家に行ったときも、警戒心はどこへやら。
すぐに家族の中に溶け込み、あっという間に家族の一員になってしまったのです。
AKRさんの家族も、ろんのかわいさにメロメロ。
猫が苦手なAKRさんのおばあちゃんも、気がつくと、ろんのとりこになっていました。
多少強引なところはあるけれど、甘えん坊なところが憎めません。
飼い主に優しい
ろんは飼い主であるAKRさんが大好きで信頼しています。
AKRさんが仕事で疲れて帰ってきたとき、添い寝をしてくれるのです。
かわいい寝顔を見ていると、仕事の疲れも癒やされます。
また、体調を崩して寝ているときも、そばで見守ってくれました。
AKRさんを守ろうとする姿が健気でかわいいです♪。
抜けているところもあるけれど賢い
普段のろんは、ちょっと抜けているところがあります。
AKRさんに向かって走ったら、勢い余って壁に激突なんてことは当たり前。
必死さが裏目に出てしまうこともしばしばあります。
しかし、ろんは賢いところもあるのです!
AKRさんが冗談のつもりで「朝7時に起こして」と言ったところ、本当に起こしてくれました。
ほかにも、ドアに「入ってはいけない」と書いた紙を貼ったら、ドアの前をチラッと見てそのまま素通り。
もしかして、ろんは言葉が分かるのかもと思ってしまいますよね。
抜けているようでいて賢い。
このギャップにやられてしまいました。
いろいろなハプニングが起こるから、一緒にいても飽きないみたいだね
『黒猫ろんと暮らしたら』見どころ
見どころを紹介していくよ~
ろんとの出会い
AKRさんがろんと出会った場所は動物病院です。
近くの動物病院に保護猫がいるという噂を聞いて、早速訪問しました。
その保護猫がろんだったのです。
ろんを気に入ったAKRさんは、すぐに引き取ることに決めました。
ここから、2人の生活が始まりました。
ちなみに、ろんの本名は「くろあん」です。
呼びやすいということで「ろん」という愛称になりました。
ろんの写真館
このコミックエッセイには絵日記だけではなく、ろんの写真も載っています。
寝ている姿やお手をしている様子がかわいいです。
特にお気に入りなのが、サンタクロースの服を着ている写真です。
ポーズもバッチリ決まって満足そう。
「どう、決まっているでしょう」という声が聞こえてきそうです。
『黒猫ろんと暮らしたら』基本情報
『黒猫ろんと暮らしたら』の基本情報はこちら
- タイトル 黒猫ろんと暮らしたら
- 著 者 AKR(エーケーアール)
- 出版社 株式会社KADOKAWA
- 出版年 2019年11月15日(1巻)
- ジャンル コミックエッセイ
1〜5巻既刊(2023年11月現在)
「ろん」と「クロ」を比較
私の実家では、「クロ」という名前の黒猫を飼っています。
「ろん」と同じ黒猫ということで、勝手ながら似ているところと違うところを比較してみました。
【似ているところ】
- 元のら猫
- お腹を出して寝る
【違うところ】
- ろん→初対面の人に自分から寄っていく
- クロ→初対面の人に対して警戒心がある
同じ元のら猫ですが、初対面の人に対する態度は全然違います。
ろんは穏やかな性格なのに対して、クロは喧嘩っ早い性格のようです。
しかし、家族の前でリラックスする様子は共通しています。
お腹を出して寝ている姿に、いつも癒やされています。
性格は違うけれど、癒しを与えてくれるところは同じだね♪
まとめ
今回は、『黒猫ろんと暮らしたら』を紹介しました。
猫好きさんはもちろん、猫好きではない人にも読んでほしいコミックエッセイです。
「猫と暮らすとどんな生活になるのか知りたい」という人は、ぜひ手にとって見てください!